No.2136 もしもの時のための「もしばなゲーム」〜職員それぞれの人生観に触れて〜

 昨日2月19日、しおさいの里にて『人生会議(ACP)』に関する職員研修会を開催しました。 昨年は相談援助職が中心でしたが、今回は介護・看護職など幅広い職種のメンバーからも参加がありました

 今回の研修にあたっては、日々、利用者様の生活を支える私たち自身が、まずは『自分自身のこれから』を考えることが、より良い支援に繋がると考えたからです。

 

 「ACPの基本を共有した後は、『もしばなゲーム』を行いました。 このゲームは「もしもの時のための話し合いをサポートするカードゲーム」のことです。『縁起でもない』と避けがちな話題も、カードを介することで自然と言葉が溢れます。譲れない価値観、家族への想い……。普段の業務中には見えない、同僚たちの等身大の表情が印象的でした。」

 

 「ある50代のベテラン職員が、そっと語ってくれた言葉が深く心に残っています。 『福祉の道に入って28年、ただがむしゃらに駆け抜けてきました。でも今日、自分のことを深く考えずに過ごしてきたことに気づかされました。残りの人生を悔いなく、そして家族にも負担をかけない生き方を、今から考えていきたいです。』 この言葉に、会場が温かな共感に包まれました。

 

 「人生の最終段階について話し合うことは、決して暗いことではありません。その人が『どう生きたいか』を尊重することです。 今回の研修で得た気づきを大切に、これからも利用者様お一人おひとりの想いに寄り添い続けてまいります。

(地域包括支援センター 小山)