No.1934 コロナ禍での高齢者向けレクリエーションの実践に向けて

 高齢者施設等においては、ご利用者の廃用症候群防止や日常生活動作の維持、認知症ケアの有効な手段として、一定のリハビリテーションや機能訓練・レクリエーションを行うことは重要です。

 

 このところ外出もできず、ご家族との面会も難しい状況の中、レクリエーションはご利用者の楽しみの一つとなっています。

 

 今回の認知症ケア研修会では、当施設・山口機能訓練員より感染症防止に配慮した「3つの密(換気が悪い密室空間・多数が集まる密集場所・会話や発声をする密接場所)」を避けながら行える楽しいレクリエーションについて教えていただきました。

 

 具体的には、認知症を予防できる可能性から認知課題(頭を使った課題)と運動課題(体を使った課題)を取り入れた10パターンのレクリエーションを紹介してくださいました。

 

 そして、研修に参加したスタッフも一緒に「レッツ!レクリエーション!。」材料がすべて手作りで温かみがあり、とっても楽しく、心も体もポッカポカになりました。

 

 最後に「ご利用者がポツンと一人でおられたら、レクリエーションに誘ってください」と山口訓練員。ありがとうございました。

(DCU(認知症ケア向上プロジェクト)メンバーより)