No.1552 時代を超えて受け継がれる「心が動けば体が動く」の精神(さいはま園)

 さいはま園です。当施設では約20年前の開設当初より「じょんのびリテーション」と称した機能訓練(リハビリテーション)を行っています。

 

 「じょんのび」とは、新潟の方言で「ゆっくりする」「のんびりする」と言った意味があります。単に身体機能の回復を目的にするのではなく、ご利用者一人ひとりの「生活(活動すること)」や「人生(参加すること)」にも着目し、「楽しさ・生きがい」を重視した取り組みを心掛けています。

 

 下の写真は、「車いすボードトレーナー」というリハビリ器具です。こちらも開設から20年間にわたり愛用しています。車いすに乗ったまま、目と上肢の協調性や関節可動域の改善、動作の敏捷性の向上を図ることができます。昭和時代のゲームセンターによくあった「モグラたたきゲーム」の要素が取り入れられており、楽しく体を動かすことができます。

 

 加えて、モグラたたきと言えば、この器具を超えるとってもスペクタクルなリハビリ器具が当施設には存在します。まさに現場スタッフの総力を結集して製作した『もぐらたたき1号~何でこんなにスッキリするんだろう!モグたんと愉快な仲間たち~』です。さいはま流「自立支援」の精神は、今でも受け継がれています!

「楽しい」から体が動く!それが、私たちの支援の原点です
「楽しい」から体が動く!それが、私たちの支援の原点です