No.1527 「地域の防災力」=「地域包括ケア」なのかもしれません。

 本日、当複合施設・防災安全委員会主催による「上越市 防災講話研修会」が開催されました。

 

 講師として上越市危機管理課の職員さんをお招きし、上越市内の防災全般のお話と国の浸水想定等基準の見直しにより新たに作成された「上越市ハザードマップ」についてご説明いただきました。

 

 前段のお話では、上越市は「地震、大雪、台風、火山、原発、鳥インフルエンザ等、あらゆる災害が起こりうる地域である」ことを認識しました。また、災害時に大切なこととして①自助(自分や家族の身は自分たちで守ること)、②共助(近隣住民や地域の人たちが互いに協力し、助け合うこと)の大切さを学びました。さらに、後段のお話では新しくなった市内のハザードマップを参加者で確認。砂丘列がない直江津港周辺では、以前に想定されていた水位の2倍となる約11メートルの津波が訪れるとのことです。

 

 一市民として、そして福祉施設職員として学ぶことの多い研修会となりました。講師を務めていただきました上越市危機管理課のスタッフの皆さま、年度末のお忙しい中たいへんありがとうございました。

風光明媚な我がふるさとも、見方を変えれば災害リスクが点在しています
風光明媚な我がふるさとも、見方を変えれば災害リスクが点在しています
40人を超える参加者。危機意識の高さを実感
40人を超える参加者。危機意識の高さを実感
「自助・共助・公助」は現代のキーワード
「自助・共助・公助」は現代のキーワード

海岸部に位置するしおさいの里ですが、ハザードマップでは浸水が想定されていないことが確認できました(資料提供:上越市)
海岸部に位置するしおさいの里ですが、ハザードマップでは浸水が想定されていないことが確認できました(資料提供:上越市)