No.1522 地域の皆さんに食事介助の仕方を伝授。伝えることで自身の介護を振り返ることができました

 去る3月9日(金)に、地域包括支援センターうのはな苑が「まちづくり大潟」さんから委託を受けて実施している上越市地域支え合い事業「介護者の集い」が大潟保健センターで開催されました。

 

 今回の集いでは、しおさいの里のスタッフが主体となり、参加者の皆さんと「食事介助」をテーマに交流を深めました。実際には鮭のミキサー食を用いて介助する側・される側の体験を行っていただきました。

 

 ベッドのギャッジアップの高さや枕、クッションの位置等を説明しながらの食事場面の実践に、「上を向いて食べるのは難しい」「真正面から食べさせられるのは気分が良いものではない」「横で食べさせてもらったほうが食べやすく、また介助もしやすい」等の様々な意見が聞かれました。

 

 食事場面のほか、福祉用具の専門業者の皆さまからの最新の福祉器具の展示もあり、職員としても自分が行っている介助の振り返りができ、とても刺激のある機会となりました。この体験を今後の仕事に生かしていきたいと思います。

(介護職員 赤井)