No.1268 認知症がある人の暮らしやすさを考える。みんなに優しい地域でありたい(居宅介護支援事業所)

 しおさいの里居宅介護支援事業所です。先週の1月19日(木)に開催された『第5回大潟区・頸城区個別地域ケア会議』に参加してきました。

 

 今回の会議では、「認知症のある方を地域でどのように支え、自宅での生活が継続していけるか」について検討しました。

 

 認知症の方は一人ひとり症状が違います。その方が抱える内面を理解して、ご本人の立場に立って課題を整理し、課題解決を図っていくことが求められます。今回は「ひもときシート」を活用して事例検討を行いました。ご本人が抱えている「困っていること」や「求めていること」を考え、課題解決に向けて具体的なアドバイスや提案を共有でき、学びの多い会議でした。

 

 認知症の方が増えていく中で、「地域で生活していくこと」を考えることは他人事ではなく、身近な問題だと思います。認知症の方にとって優しく、安心できる地域は、私たち大人や子どもたちにとっても優しく、安心できる地域です。このケア会議を通して、みんなで考えていきたいと思います。

 

(主任介護支援専門員 佐藤)

第5回大潟区・頸城区個別地域ケア会議の様子
第5回大潟区・頸城区個別地域ケア会議の様子
「ひもときシート」を使っての検討
「ひもときシート」を使っての検討
生活課題をわかりやすく整理していくことができます
生活課題をわかりやすく整理していくことができます