No.1263 一夜にして訪れた真冬の景色。厳しかった時代を思い出す

 先週末から全国的に猛威をふるった今回の冬将軍。こちら上越市大潟区も、一夜にして40㎝程度の積雪がありました。雪かきに尽力された皆さん、たいへんお疲れさまです。

 

 ところで、今日の午後の出来事。しおさいの里の2階から窓越しに外を眺めるご利用者のKさん。そっとのぞき込むと、集団で下校する小学生の姿がありました。

 

 「みんな、立派な雨具を着ているねぇ。私の小さい頃は母親が藁(わら)で編んでくれた蓑(みの)を着ていたんですよ。長靴もゴム製のものは貴重で、わらぐつを履いていました。今の子はほんとに幸せだねぇ。」とはKさんの言葉です。

 

 戦中から戦後にかけ物資が不足していた時代を思い起こすKさん。小生もそのお話を聞きながら、しばし冬の景色を眺めました。

今年も訪れた厳しい新潟の冬。子どもの頃の思いがふと、よみがえる
今年も訪れた厳しい新潟の冬。子どもの頃の思いがふと、よみがえる