No.1113 介護を通した新たなつながり。施設も在宅も想いは一つ。いつでも遠慮なく、ご相談ください!

 去る6月10日(金)、上越市地域支え合い事業の一つである「介護者のつどい」がしおさいの里で開催されました。この事業は、地元の地域団体である「まちづくり大潟」さんからの委託を受け、地域包括支援センターうのはな苑が運営を行っています、今回、当施設の介護現場スタッフに講師としての依頼を受けました。

 

 早速、介護職員・機能訓練指導員・生活相談員からなる「地域のお役に立ち隊」を結成し、準備を重ねてきました。当日は、認知症がある方等をご自宅で介護されている方々を対象に、日頃の介護での苦労や悩み等、少しでも軽減できればと考え、施設内で実際に行われているケアの「コツ」について実演を交えてお話をさせていただきました。

 

 具体的には、排泄ケアやパットの当て方・留意点や、安楽に行える移乗動作、そして褥瘡(じょくそう)を予防するための体位やクッションの使い方・道具の活用について説明をさせていただきました。参加者の皆さんからは「昔と今では、介護方法が違っているのね」「なるほど」「そうそう」等の声が聞かれるなど、時折、笑顔も見られるなか、介護についていっしょに考えることができました。また、市内の福祉用具販売事業者さんによる展示会もあり、皆さん興味津々で一点一点、見て回っていらっしゃいました。

 

 終了後、主催した地域包括支援センターのスタッフから「大好評でしたよ」との声もいただきました。少しでも介護のコツを取得していただけていれば幸いです。是非この先もお元気で無理をしない介護、そしてご自身にとって楽な介護を続けて頂ければと思います。このたびはご参加いただきありがとうございました。

(高齢介護課長 福田)

当施設介護職員によるケアの実演風景。熱心に一挙手一投足を見つめる参加者の皆さん
当施設介護職員によるケアの実演風景。熱心に一挙手一投足を見つめる参加者の皆さん
ビニールシートを挟むだけで、楽に移動することができます
ビニールシートを挟むだけで、楽に移動することができます
「昔と今では介護の仕方が全然違うんですねぇ。」
「昔と今では介護の仕方が全然違うんですねぇ。」