No.1077 認知症に対するそれぞれの想い。これからも本音を語り合える場所でありたい(地域包括支援センター)

 地域包括支援センターうのはな苑です。先週末の22日(金)に、今年度第1回目となる認知症カフェ『うみまち茶屋』を開催しました。先日のブログでもご案内しましたが、うみまち茶屋は今年度より内容をさらにパワーアップ。イベント盛りだくさんのなか、地域のお客様さまをお迎えしました。

 

 今月はミニ講座『認知症について知ろう』ならびに、介護予防体操やDVD上映を行い、認知症についての理解を深めました。また、参加者のTさん直筆の「笑い文字」や、Yさんが活けて下さった「春の花々」、さらには手作りお菓子の「三色団子」も加わって、楽しい雰囲気に包まれながら会話も弾んでいきました。

 

 そんななか「昔はこういった認知症について知る場所なんてなかったから、何にも知らなくてお父さんに怒ってばかりだった。あの時、こういう場所があったらねぇ・・・」という、介護経験のある参加者の言葉が心に残りました。皆さまが様々な気持ちを抱いて参加されていることを実感するとともに、私たちは「一つひとつの気持ちに寄り添える場所でありたい」と強く感じた瞬間でした。

 

 ご参加いただきました皆さま、ボランティアの皆さま、今月もありがとうございました。来月もたくさんの皆さまからのご来店をお待ちしております。

(うのはな苑 荒井)

Tさん直筆の「笑い文字」。Yさん作のスタイリッシュな「春の花々」。そして手作りの「三色団子」がうみまち茶屋をがっちりサポート!
Tさん直筆の「笑い文字」。Yさん作のスタイリッシュな「春の花々」。そして手作りの「三色団子」がうみまち茶屋をがっちりサポート!
多目的ホールでは「介護予防体操」でリフレッシュ
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