No.1015 真夜中を想定した防災訓練。チームワークを再確認

 特別養護老人ホームや障害者支援施設などの社会福祉施設では、年に2回の避難訓練と消火訓練の実施が法律で定められています。

 

 本日は、今年度2回目となる「総合防災訓練」を実施しました。今回の訓練は、夜間場面での火災発生の想定です。夜勤者6名と宿直者1名の計7名で、入所される138名の利用者の安全を守るための手立てについて、実践しました。

 

 職員がお互いに声を掛け合って、火元に近い居室から順次、ご利用者を避難・誘導していきます。途中からは自宅から施設に駆けつけた職員も加わっての避難活動。利用者全員を安全な場所に避難させるのに約30分の時間がかかりました。

 

 当施設はスプリンクラーで守られているものの、有事の際は何が起きるかわかりません。「万が一」に備え、これからも危機意識をもってご利用者の安全を守っていきたいと思います。ご利用者の皆さま、このたびは訓練にご協力いただき、たいへんありがとうございました。

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 防災訓練に関連してもう一つ。先日、厨房部門では、停電等を想定した訓練を行いました。

 

 停電後の非常用電源を用いた照明器具の設置、ならびに断水により貯水槽から直接、飲料水を確保する方法について確認しました。こちらもまた、有事に備えています。