No.764 徘徊があるお年寄り。あなたなら、どう声を掛けますか(地域包括支援センター)

 地域包括支援センターうのはな苑です。暖かな日差しが心地よい週末から一転、今日は底冷えのする寒い一日となりました。


 ところで、去る3月11日、うのはな苑では今年度3回目となる『大潟区地域ケア会議』を開催しました。今年度の当会議では『地域における高齢者の見守り』を共通のテーマとして、見守りネットワーク(第1回)、地域資源の横の連携(第2回)という内容で、地域の様々な関係者にお集まりいただき、活発な意見交換を行いました。


 今回は、これまでの会議を通じて、地域において見守りや支援が必要な高齢者を「困った人」という認識ではなく、温かく見守りながら『本人のできる力を応援する視点を持ってもらう』ことを目的とし、認知症高齢者への理解や対応方法について話し合いました。特に徘徊の模擬訓練では、徘徊症状のある認知症高齢者に「声をかけることのできる人が地域にはこれだけいるのだ」ということに改めて気づくとともに、地域全体の協力が必要であるということがわかりました。


 今後も、地域全体で協力して『高齢者を応援する』見守りネットワークを広げていければと思います。(各画像をクリックして拡大)

(うのはな苑 荒井)