No.1895 施設も地域の一員。多職種からの意見が刺激になりました

 しおさいの里・DCU(認知症ケア向上)プロジェクトチームです。先月は10月29日に当チーム主催の職員研修会を開催しました。「地域で安心して暮らし続けるために~上越頸城福祉会としてできること~」をテーマに、様々な職種のスタッフから参加していただきました。

 

 高齢福祉サービスに障がい福祉サービス、施設サービスに居宅サービス、居宅介護支援事業に地域包括支援センター事業。様々な福祉事業を運営する法人だからこそ、地域の人との関係性が作りやすく、地域との関わりが強くなれるのではとの意見を他のスタッフから教えていただきました。また、地域で暮らす認知症を持つ方や障がいがある方に対して、どのような支援を行っているのか、理解を深めることができました。

 

 普段、私自身は特別養護老人ホームのスタッフの一員として生活援助をさせていただいております。関わらせていただく立場はそれぞれ違っても、認知症を持つ方々を支援していくためにはどのように地域と結びついていくべきかを考える機会となりました。

 

 今回の研修会を通して、当法人の他事業所の方々と地域の現状について共有することができ、充実した時間が持てました。「顔の見える関係」がこれからも活動を通して繰り返されていき、連携し合うことでお互いのケアの質が向上していければ良いなと思いました。

(しおさいの里・3丁目 坂井)