No.1575 手作りの入浴袋と成長著しい植物たち。ボランティアさんの健康講座も好評でした(しおさいの里)

 しおさいの里です。先週は6月19日(火)、植物療法士のボランティアIさんにお越しいただき、ご利用者の皆さまと一緒に園芸活動を行いました。

 

 施設で育った『どくだみ』と『ペパーミント』を1か月前に採り、この日まで乾燥。そして、ほどよい大きさにハサミでカットし、機能訓練員お手製の手ぬぐい袋に入れたら入浴剤の完成です。

 

 袋の中からは清々しいミントの香りが漂います。「どくだみやミントは殺菌効果があり、お肌にはとても良いんですよ~」」とはボランティアさん。また、ちょうど実習に来ていた学生さんも話を聞きながらご利用者さまと一緒に笑顔で作業を行います。後日、うみまちテラスを眺めながら、ハーブ足浴を行いたいと思います。

 その後、室内からうみまちテラスに場所を移し、植物の成長具合を確認すると、なんとアサガオが元気に育ちすぎているではありませんか。

 

 つるが支柱の高さを優に超え、職員が慌てて支柱を追加します。「今度は上からネットを吊るしてアサガオの日よけを作りましょう」「アサガオじゃなくてゴーヤはどうですか」「ヘチマならお風呂でも使えるんじゃないですか」等々、楽しい会話が飛び交います。加えて、ナスタチュームやマリーゴールドも華やかに咲いています。さらにはバジルも大きく成長し、匂いを嗅いだ皆さんからは、その新鮮な匂いに「わっ!」と声が沸き起こりました。

 

 「胃が弱っているときはバジルを少し食べると改善します」とボランティアさんからの助言もあり、とっても楽しく、ためになる今回の活動となりました。今後の成長がますます楽しみです。

 

(生活相談員 縄)