No.1096 歴史を重ねた風呂敷に新たな命が宿る。施設内に初夏の爽やかさ(しおさいの里)

 しおさいの里です。各ご利用者様の居室入口に掛けられている「のれん」ですが、設置から10年以上が過ぎたことから、その入れ替えを順次行っています。

 

 先月、ご家族さまにお届けしております広報紙「あっと・ホーム」において、のれんのご寄付についてお願いしましたところ、現在多くの皆さまからご協力をいただいております。

 

 下の写真は5丁目ユニットです。「昔使った風呂敷が家にありましたので、手作りしてみました。また、縫い目が隠れるよう、生地のつなぎ目に花飾りも付けてみました。木綿だから洗いやすいと思いますよ」とは、あるご家族さま。

 

 早速、色とりどりののれんを掛けさせていただくと、施設内が一気に初夏らしい爽やかな空気に包まれました。このたびは心温まるご寄付をありがとうございました。

(生活相談員 縄・松村)

歴史を重ねた風呂敷で作った、ご家族お手製ののれんが居室にマッチング
歴史を重ねた風呂敷で作った、ご家族お手製ののれんが居室にマッチング
こちらは藍色の生地に模様が映えます。ワンポイントの花びらが「かわいらしさ」を演出
こちらは藍色の生地に模様が映えます。ワンポイントの花びらが「かわいらしさ」を演出

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コメント: 2
  • #1

    351 (水曜日, 25 5月 2016 10:12)

    居室の入り口にどの施設ものれん等がありますが、風呂敷までのれんに変わるとは・・・物を大切にする心は日本人らしさですかね!!
    また、どの施設も統一したのれんが多いとは思いますが、様々な柄ですと、個性があってそれもまた、華やかになりますね!!
    色々な取り組み勉強になります!!

  • #2

    管理人 (水曜日, 25 5月 2016 21:28)

    351さん、コメントありがとうございます。
    そうですね。現在、3R(リデュース、リユース、リサイクル)が推奨されていますが、まさに日本らしい「もったいない」の精神が培われているのではないでしょうか。
    ご家族の皆さまの心配りに改めて感謝申し上げます。