いつもありがとうございます。しおさいの里・DCU(認知症ケア向上)プロジェクト委員会です。
先日の職員研修会は、皆さまにもお馴染みである、未来から来た猫型ロボット「ドラえもん」を題材にした企画を行いました。
まず始めに、『ドラえもんの「ひみつ道具」を思いつくだけ書き出してみましょう』をお題に、個人ワークを行いました。
「どこでもドア」や「堪忍袋」、「着せ替えカメラ」に「翻訳こんにゃく」等々、たくさん出てきました。それぞれの道具には、メリットとデメリットがありますが、数々出てきた道具の中から一つだけ厳選し、「使えるとしたら何を選びますか?。」「なぜ、その道具を選んだのでしょうか?。」をお尋ねしました。
まず「どこでもドア」を選んだ方の理由として、「今回の大雪で送迎が大変だったから」「移動の時間を減らして、ご利用者と接する時間を増やしたい」「ご利用者の外出ができないから、外出したい」「緊急時の対応に救急車を呼ばなくてもすぐに病院に行けるから」等の回答をいただきました。
また、「着せ替えカメラ」については「ご利用者におしゃれを楽しんでもらいたいし、洗濯もしなくていいから、『エコ』でもあるよね」等の意見もあり、デスカッションは盛り上がりました。
たくさんの『想像力』を働かせながら、ワクワクする意見交換ができました。そして議論の結果、ご利用者の幸せにとって有効な手段として、最終的にはグループメンバーが全員一致で『どこでもドア』が一番であるという結論に至りました。
今回の研修では、ブレインストーミング(集団で意見を出し合うことによって、ユニークで楽しいアイデアを生み出すことを目的とした会議の手段)を利用することで、チームビルディング(効果的にチームをまとめる手法)やメンタルヘルスの要素が含まれた楽しい研修会となりました。
ディスカッションしやすい雰囲気づくりを含め、研修を企画していただきました認知症ケア実践リーダーの村松介護主任、たいへんありがとうございました。
(生活相談員 松村)
昨日、本日と春のような陽気に包まれた上越地方。雪解けが一気に進み、再び日常の地域が戻りつつあります。
昨年末以来、約2か月ぶりにウォーキングを再開しました。自身、運動機能が低下しているのではないかと恐る恐る歩き始めましたが、思いのほか軽快に足が前に進んでいきました。
この2か月間、一心不乱に雪かきを続けた成果でしょうか。そしてまた、最近よくお腹がすきます。さらに、年末の職場の健康診断で高かった肝機能の数値も、先日の再検査では大幅に改善されていました。
今年の大雪から、特に「運動の大切さ」を痛切に実感しています。「栄養」「運動」「休養」が調和した生活が継続できればいいなと思う今日、この頃であります。
(管理人)
いつも当ブログにご訪問いただき、たいへんありがとうございます。本日、2週間ぶりの更新です。この間、更新を楽しみにされていた皆さまには心よりお詫び申し上げます。
気がつけば2月も、半分以上が過ぎました。この間、新型コロナウイルス感染防止への対応や大雪対応、次年度への準備等、怒涛の日々が続いておりました。
さて、今日のうみまちですが、今朝までの雪景色から一転して、夕方から清々しいお日様が顔をのぞかせてくれました。あれだけ私たちを苦しめた雪雲たち。あっという間にサヨナラしていきました。
ここは一つ「また、我慢強くなったなぁ」と、自分自身に言い聞かせたいと思います。
加えて、えちごトキめき鉄道の社長さんが興味深いブログを発信されていましたので、ここでご紹介したいと思います。
(管理人)
高齢者施設等においては、ご利用者の廃用症候群防止や日常生活動作の維持、認知症ケアの有効な手段として、一定のリハビリテーションや機能訓練・レクリエーションを行うことは重要です。
このところ外出もできず、ご家族との面会も難しい状況の中、レクリエーションはご利用者の楽しみの一つとなっています。
今回の認知症ケア研修会では、当施設・山口機能訓練員より感染症防止に配慮した「3つの密(換気が悪い密室空間・多数が集まる密集場所・会話や発声をする密接場所)」を避けながら行える楽しいレクリエーションについて教えていただきました。
具体的には、認知症を予防できる可能性から認知課題(頭を使った課題)と運動課題(体を使った課題)を取り入れた10パターンのレクリエーションを紹介してくださいました。
そして、研修に参加したスタッフも一緒に「レッツ!レクリエーション!。」材料がすべて手作りで温かみがあり、とっても楽しく、心も体もポッカポカになりました。
最後に「ご利用者がポツンと一人でおられたら、レクリエーションに誘ってください」と山口訓練員。ありがとうございました。
(DCU(認知症ケア向上プロジェクト)メンバーより)
事故防止安全委員会です。去る1月20日に、あいおいニッセイ同和損害保険(株)のスタッフさまを講師としてお招きし、『法的責任と事故対応』をテーマにした研修会を開催しました。
施設内での事故から訴訟になった事例をお話いただきましたが、その内容は当施設でも起こりうるものでした。事故は無くせるものではなく、事故が起きた際は全職員に周知・共有できるよう、対策・評価を行っています。
今回の研修から、事故発生時の状況や対応、ご家族への説明が重要であり、その際には「時系列にあった出来事をお話しする」「真実を話す」ことの大切さを学びました。
今日、介護記録が電子化されることによる業務の効率化が進んできました。今後とも毎日の記録業務を怠ることなく、日頃からご家族・ご利用者の皆さまとしっかりとコミュニケーションをとることで、信頼関係を築いていくことが重要であると改めて認識しました。
(介護支援専門員 山本)
寒波の再来に細心の注意を払った週末でありましたが、天候の影響はほとんどなく、ホッとしながら本日を迎えることができました。
そして、今朝の出勤時のこと。車の温度計はマイナス5度を表示しています。路面も凍結していました。スリップしないよう、慎重にアクセルを踏みながら職場に向かいました。
ちょっと早く到着したので、ピーターで駐車場の雪を飛ばそうと思いましたが、雪はカチカチに凍っているため除雪を断念。そこで、以前から気になっていた正面駐車場脇に積み上げられた標高5mの雪山に登ってみることにしました。
雪面は固く締まっているため、思いのほかスムーズにてっぺんまでたどり着くことができました。キーンと冷え切った朝の空気と雲一つない青空、そして頸城三山(妙高・火打・焼山)の雄姿。この角度から初めて観る光景に、興奮した次第であります。
(管理人)